高齢者・有病者・マタニティ歯科|聖蹟桜ヶ丘駅徒歩2分の歯医者|聖蹟とよしま歯科

〒206-0011東京都多摩市関戸1丁目7-5

042-337-2720

診療室

高齢者・有病者・マタニティ歯科

高齢者・有病者・マタニティ歯科|聖蹟桜ヶ丘駅徒歩2分の歯医者|聖蹟とよしま歯科

高齢者歯科治療とは

高齢の女性

超高齢化社会を迎える日本によって、高齢者の方を治療することは当然増えるかと思います。そもそも高齢者という言葉には当院としても違和感が生じるもので、単なる年齢で区切ったものなのか、それとも身体的機能の低下に因るものなのか難しい定義と感じます。現に健康寿命と平均寿命では大きな乖離が生じているのが現状です。ただし平均寿命は年々上昇傾向にあり、加齢とともに口腔内の歯数の変化や咀嚼嚥下などの機能の低下は身近に存在する問題です。

当院では口腔機能低下症に対して診査・診断を行い、低下症を認める方に対して対応する体制を整えております。また高度の機能低下について高度医療機関へのご紹介などの検討もいたしますのでご不安などをご相談ください。

口腔機能低下症

口腔機能低下症とは、加齢や疾患による全身状態の変化により、口腔内の機能g低下する状態です。日常生活で必要不可欠な咀嚼(食べ物を口に運び噛みながら食塊を作ること)、嚥下(咀嚼したのち飲み込む動作)、発声(言葉を発する)、唾液分泌(唾液が出ることで抗菌作用など様々な働きをします)などの機能が低下することです。

症状

  • 食べ物が口に残るようになった
  • 硬いものが食べにくくなった
  • 食事の時間が長くなった
  • 食事の時にむせるようになった
  • 薬を飲み込みにくくなった
  • 口の中が乾くようになった
  • 食べこぼしをするようになった
  • 活舌が悪くなった
  • 口の中が汚れている

影響

  • 食事がしづらくなり栄養の偏りなどが生じる
  • 食事がしづらいことで食事自体への楽しみが減り食欲も減る
  • 栄養の偏りなどによる全身の健康への影響が生じる

対策

  • 医科のかかりつけを見つけ全身状態をコントロールする
  • 栄養バランスのよい食生活を心がけるようにする
  • 口腔衛生状態を保てるよう、日々の歯ブラシや義歯の汚れをしっかり落とす
  • 口腔内の乾燥防ぐようこまめな水分摂取やうがいなどを行う
  • 唾液腺マッサージで唾液が出るよう刺激を与える
  • 歯の欠損に対して治療を行い嚙めるように改善していく
  • 噛み応えのあるものだったり噛む作業を時間をかけて行う
  • 会話や早口言葉、笛などを拭くなどの動作を行うことで舌や口唇の動きを常に行うようにする
  • 舌の運動などを行い舌の筋肉を鍛えるようにする etc

口腔機能の低下を早期に発見し、的確な訓練を行うことによって口腔機能の改善を目指し健康寿命が伸びるように目標を立てていきます。特に当院ではしっかりした治療を行うことで食生活への手助けになれればと考えています。

有病者歯科治療とは

有病者歯科とは、高血圧症、糖尿病、心疾患などを初めてする様々な全身疾患を有する方を対象に行う歯科治療のことです。中高年以降の方は、生活習慣病などの内科疾患を患っている、または手術既往歴があり内服薬を継続的に使用している方も多くいっらしゃいます。またこれらかの超高齢化社会を迎えにあたり、何らかの基礎疾患(持病)をお持ちのご高齢の方も急増することが予想されます。

当院では、初診時に必ず全身状態の把握に努め、治療時のリスクについ検討しております。また必要に応じて全身状態のモニタリングが必要と判断させた場合は治療開始前を含めて血圧などの状態把握を行っています。歯科医院(病院)に来るだけで血圧が上がってしまう方、治療時の麻酔には血圧を上昇させる効果があること(上昇させない麻酔薬もあります)、治療時のストレスで血圧が上昇するなど様々な要因で身体状況が変化します。そのためモニタリングを行うことで変化を確認できる体制を整えています。またAED(自動体外式除細動器)、救急薬品、救急蘇生用医療器材を備え、救急連絡先医院との連携を図れる体制も整えております。極端に身体状態が悪い場合は一部当院では行えない処置もありますが、ご不安なことは受診時にご相談していただければと思います。

  1. 全身状態の評価
    歯科治療を開始する前に全身状態や疾患の程度を把握し、治療計画を立てます。
    必要に応じ、かかりつけの医師に問い合わせを行い、病気の種類や重症度、現在服用している薬などについて情報提供を受けます。この情報連携は、抜歯などの侵襲の高い処置がどこまで行えるかを評価する際にとても重要です。
  2. 治療中のモニタリング
    自動血圧計、パルスオキシメーター、心電計モニターなどを使用し、全身の状態を確認しながら安全に治療が進められるように配慮します。
  3. 緊急時に備えた医療設備
    降圧剤、昇圧剤、抗不整脈薬、ステロイド剤などの救急薬剤やAED(自動体外式除細動器)、救急蘇生用医療器材を常備し、緊急時に備えた体制を整えています。

有病者歯科の対象となる主な疾患

循環器疾患 高血圧症 狭心症 心筋梗塞 心臓弁膜症 不整脈 感染性心内膜炎 先天性心疾患 心不全 大動脈瘤 心臓ペースメーカー 植え込み型除細動器(ICD)
代謝・内分泌系疾患 糖尿病 甲状腺機能亢進症・低下症 クッシング・アジソン病
呼吸器疾患 喘息 慢性閉塞性肺疾患 誤嚥性肺炎
腎・泌尿器系疾患 人工透析 慢性腎不全 腎機能障害
肝疾患 肝炎 肝硬変
婦人科系疾患 子宮筋腫 更年期障害 妊娠 授乳中
精神科・心療内科系疾患 自律神経失調症 うつ病 パニック障害 自閉症 統合失調症
整形外科疾患 骨粗鬆症 脊柱管狭窄症 椎間板ヘルニア
脳神経外科系疾患 脳出血・脳梗塞 くも膜下出血 パーキンソン病 てんかん
自己免疫疾患 関節リウマチ 全身性エリテマトーデス

有病者歯科治療の必要性

どのような疾患であっても一番大切なことは、安心・安全に歯科治療ができるということとリラックスして治療を受けられることです。「痛くて怖い」というイメージは、病気をお持ちの方やご高齢の方などでは、なおさら強くなります。場合によっては歯科治療への不安やストレスが全身疾患を進行させてしまうことさえあります。それにはまず、患者様特有の病気の状態や症状をしっかり把握をし、必要あればかかりつけ医と連携し治療に対応してまいります。

有病者の方も同様にQOL(生活の質)の向上を目指す必要があります。お口の機能は、食事など日々のエネルギー摂取に必要不可欠なだけでなく、会話や意思表示などにも不可欠です。笑うことや歌うこと、家族や友人とのコミュニケーションにも不可欠です生涯にわたって豊かな人生を送るためにお口の機能を維持することは、高齢化社会における歯科医療の大きな役割と考えています。

マタニティ歯科について

マタニティ歯科は、妊婦さんと生まれてくる赤ちゃん配慮した歯科治療です。妊娠中は、ホルモンバランスの変化で口腔内のトラブルが起こりやすくなる時期でもあります。また歯周病に罹患をしている場合、健康な妊婦さんと比べて早産(低体重児出産)・流産などのリスクが高まるという報告もあります。この歯周炎のリスクは喫煙等より高いという報告もあり妊娠中は歯周炎を含め口腔ケアが重要です。

また、妊娠中の歯科治療は極力避けるというのが原則ですが、必要(急激な痛みの発症や腫れなどに対して)に応じては安定期に治療をすることは可能です。ただしお腹の中の赤ちゃんに対する十二分の配慮をしながら行う必要があり服薬なども留意が必要です。
妊娠期間は環境の変化や体調の変化で大変な期間ですが、母子ともに健康でいられるよう口腔内のリスクを減らすこと、予防していく必要ですのでお口の中のことで不安なことがあればご相談ください。

マタニティ歯科の「ケアと治療」のタイミング

  1. 妊娠初期:妊娠1~4カ月頃
    妊娠初期は、切迫早産などのリスクがある時期です。つわりやホルモンのバランスの変化などで体調不良が続く時期でもあり、妊娠性歯肉炎など歯周組織への影響が出るため口腔ケアや口腔健康指導などを中心に行います。応急処置で行える範囲で対応し、本格的な治療は安定期に入ってから行います。
    このような状況を防ぐために妊娠前に口腔内の環境を整えておくのがより良く、不妊治療を行っている方には早期の治療をお勧めしております。
  2. 妊娠中期:妊娠5~8カ月頃
    いわゆる安定期であるため、通常の歯科治療やレントゲン撮影、服薬も問題はあません(薬剤の種類には一部制限・禁忌があります)。通常の治療であればこの時期に行うことをお勧めしますが、歯科治療を行うことは麻酔を含めてすトレスを身体に与えることになりますので、安定期の残り日数と出産までにリスクを鑑みての必要な処置に留めます。
  3. 妊娠後期:妊娠9カ月~
    妊娠後期は、いつ陣痛が始まるかわからない時期であり、お腹が大きくなど受診時の体勢も辛くなってくる時期です。予定前の早産などの危険を回避するため、歯科治療はは回避します。ただし本当の応急処置の場合は、早産のリスクをご説明した上で麻酔薬(使用薬剤)に最大限配慮し処置を行うことがありますので、症状等が発生した場合はご相談ください。

レントゲンと麻酔について

レントゲン検査

一番気にしなければいけないのは妊娠初期(安定期前)の赤ちゃんの器官形成期です。この時期が一番X線に対する感受性が高いため注意が必要ですが、以下の理由から基本的には影響はほとんどないと言われています。ただし心情やリスクはゼロでないことは十分承知しておりますのでご説明の上、必要ない場合は撮影しないのが良いと考えております。安定期以降はより安全に撮影は可能ですが、同様に必要な時のみに撮影することとなります。

レントゲンの影響が少ないと言われる根拠
  • 口腔内を撮影するX線の被曝量がそもそも少ない(部分撮影ではさらに少ない)
  • X線照射域とお腹が離れている
  • 鉛の防護エプロンを腹部に設置する

歯科麻酔

歯科麻酔は局所麻酔であり、歯肉に麻酔を奏功させますが使用量は少なく、局所で分解されるためおなかの赤ちゃんにまで影響が及ぶことはないと言われています。
ただし妊娠後期や臨月では使用を控えるべき薬剤もあり留意が必要ですが、麻酔なしでの処置はストレスを与えることになるため必要に応じては行った方が良いと考えています。

産後は親子でむし歯予防をしましょう

生まれたばかりの赤ちゃんの口内には、むし歯菌は存在しません。小児のむし歯の原因は、母子感染がもっとも多いといわれており、食事中、お母さんが使ったスプーンや箸でご飯をあげたりすると感染します。日頃のスキンシップでも感染リスクはありますが、お母さんの口腔内にむし歯菌が少ない状態であれば、そのリスクを低減することが可能です。出産までにしっかり口腔ケアを行って、赤ちゃんを迎える準備をしておきましょう。

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